保護猫ニャンコの「コウハイ」と先輩ワンコの「センパイ」。猫は、xxxxx。のタイトルで始まる猫の話。
猫と生活すると思い通りにならなかったり、ニャンコが何を考えているか分からない事の連続です。
我が家の猫達も二匹とも保護猫。野良暮らしをしていた猫が人間と暮らすのですから、きっとお互いが???と思うことも多いと思います。
猫との暮らしを徹して猫から学んだ事。疲れた心に染み込む話。クスっと笑ってしまう挿絵。
そんな話が詰まった「猫は、うれしかったことしか覚えていない」を紹介します。
目次
「猫は、うれしかったことしか覚えていない」の3つのオススメ
- 猫から学ぶ生き方のヒント
- 疲れた心に染み込むいい話
- クスッと笑ってしまう挿絵
猫は自由な生き物。猫から学ぶ生き方のヒント
猫は自由な生き物です。
自分の行きたい所にいって、眠いときにねる。
撫でてもらってよろこんで、抱きかかえられて怒り出す。
その時その時の気分で自由に生きる猫。人からしたら思い通りにならない猫の気難しさも猫が自由な生き物だからでしょうか?
「猫は、うれしかったことしか覚えていない」では猫との生活から感じた生き方のヒントを著者が「過去にとらわれあたり先々を思い悩むより、今をしっかり生きよう」などと私達に伝えてくれます。
猫は今を生きる生き物。私達人間も、猫みたいに自由に今を生きていきたいですね。
疲れた心に染み込むいい話
「猫は、うれしかったことしか覚えていない」では著者の石黒さんが猫との生活から感じて学んだ事がところどころに散りばめられています。
人間から見たら読みきれない猫の仕草や行動もよくよく見てみれば「あぁ。なるほど。」と感じ、人間の考え方を変えてくれる気づきを与えてくれます。
「猫は、うれしかったことしか覚えていない」の「はじめに」からちょっとだけ文章をお借りして著者の石黒さんが猫から学んだ生き方を紹介します。
「はじめに」から一部抜粋
何事にも好奇心を持って臨むこと、失敗しても「それはそれ」と先へ進むこと、正直で媚びず、いつも機嫌がいいこと(寝起き以外)。夢と希望を持ち、それが叶わなかったら明るくあきらめる事・・・・・。これらは私がコウハイから学んだ事。「過去にとらわれあたり先々を思い悩むより、今をしっかり生きよう」
日々色々なものに縛られて生きて行かなきゃいけない人間を、猫は日々のびのび生きて「もっと自分を楽にしてあげたらいいのにニャ」と観察しているのかもしれませんね。